2018年9月1日からワイモバイルは、スマホプランのデータ通信容量を料金据え置きのまま倍増すると発表しました。
「スマホプランS」は2GBに、「スマホプランM」は6GBに、「スマホプランL」は14GBとなります。
元々ワイモバイルは、新規契約から2年間はデータ通信容量が2倍となるキャンペーンをずっとやってきたので、それが3年目以降もそのまま続くということです。
3年目からいきなり「スマホプランS」は1GBに、「スマホプランM」は3GB、「スマホプランL」は7GBだったので、料金の割には何となく損した気分にもなります。
料金は「スマホプランS」が月額2980円(税抜)、「スマホプランM」が月額3980円(税抜)、「スマホプランL」が月額5980円(税抜)。
「ワンキュッパ割」は新規契約の翌月から12ヶ月ですので、2年目以降は上記金額でずっと続いていきます。
ワイモバイルはデータ通信速度は速いけれども、3年目以降はデータ容量が半分になってしまうために決してコスパが良いとは言えませんでしたが、今回の施策で3大キャリアよりも安く使い続けられるようになりました。
この後、UQモバイルや楽天モバイルなど似たような料金設定でプランを提供している格安SIMの会社も追随してくると思われます。
ただワイモバイルはソフトバンクショップでの取り扱いをどんどんと拡大しているので、店舗数では群を抜いています。
元ワイモバイルユーザーだった筆者が契約した頃は、「データ容量倍増」も「ワンキュッパ割」もなかったので、一括0円端末+月額割引で2年間使った後はいきなり料金が跳ね上がるようなイメージしかありませんでした。
メイン回線はドコモのウルトラLパックでしたが、ワイモバイルはドコモのSPモードよりも通信速度が速かったので、そのまま使い続けたい気持ちもありましたが、料金の割にはデータ容量が少ないため、他の格安SIMへ乗り換えてしまいました。
毎月のスマホ代を安くしたいと考えている方が、ワイモバイルを選ぶと節約効果としては中途半端な格安SIMとなってしまいますが、通信速度の速さとショップの数で格安SIMを選ぶ場合はダントツでお薦めします。
但し、ワイモバイルを新規契約する際にスマートフォンも一緒に購入する場合は問題ありませんが、ワイモバイルのSIMカードだけを契約する場合は、ワイモバイルのSIMカードが使用できない端末があるため注意が必要です。
ソフトバンクのネットワークに対応したSIMロックが掛かっていないSIMフリーのiPhoneとAndroidのスマートフォンは大丈夫ですが、ソフトバンク・ドコモ・au で購入したSIMロックが掛かったスマートフォンでは使用できません。
またドコモとau のスマホは、SIMロックを解除してもソフトバンクのネットワークに対応していない場合が多いため、使用するスマホのBand確認が必要です。
そして最後にできれば、主に使用する場所がワイモバイルの電波が強いエリアかどうかも確認してください。