みずほの「Jコインペイ」は銀行大連合のスマホ決済にアリペイと提携

すでに利用率が低い割には群雄割拠状態にある「Pay」なのですが、また新しい「Pay」が加わります。

みずほフィナンシャルグループの新たなスマホ決済サービス「Jコインペイ」、中国・アリババグループの「アリペイ」との提携も予定通り計画されています。

QRコードでスマホ決済

 

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みずほ銀行のJコインペイとは

「Jコインペイ」はみずほフィナンシャルグループ傘下のみずほ銀行が2019年3月1日にサービスを開始し、3月25日からは地方銀行や信託銀行など60行以上で順次導入されていくスマホ決済システムです。

Jコインペイ参加予定の地方銀行は、千葉銀行、西日本シティ銀行、伊予銀行、七十七銀行、京都銀行、肥後銀行、常陽銀行、北洋銀行といった地銀の名前が上がっていましたが、2月20日の会見で57の銀行が正式発表されました。

「LINE Pay」の様にみずほ銀行や地銀の口座からお金をチャージして使う方式で、利用者間の送金や口座へ出金(口座に戻す)もできる。「ゆうちょペイ」やデビットの様に口座残高から直接引き落とされる即時決済方式ではありません。

みずほフィナンシャルグループからは「Jコインペイ」のサービスインに関するお知らせや情報については、2月18日現在発表されていません。

(2/20 追記)

2月20日、みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長と山田大介専務執行役員が記者会見を行った。

サービス名の表記は「J-Coin Pay」(ジェイ コイン ペイ)となります。また「J-Coin Pay」に参加する金融機関57行が発表されました。

「J-Coin Pay」加盟店がある程度揃ってからになりそうですが、「PayPay」や「LINE Pay」のように支払いの一部を還元するキャンペーンを予定しているそうです。

J-Coin Pay(ジェイ コイン ペイ)参加銀行

2月20日の記者会見の時点では、みずほ銀行をはじめ地方銀行など57行の預金口座で「J-Coin Pay」(ジェイ コイン ペイ)が利用できる予定になっています。

「J-Coin Pay」のアプリのダウンロードは、iOSとAndroidのどちらも3月1日からとなっています。アプリのダウンロード後、みずほ銀行は3月1日から預金口座の登録ができます。みずほ銀行以外の金融機関の預金口座の登録は、3月25日以降に順次できます。

  • 北海道:北海道銀行、北洋銀行
  • 東北:青森銀行、みちのく銀行、秋田銀行、北都銀行、荘内銀行、山形銀行、七十七銀行、東邦銀行、北日本銀行、福島銀行
  • 関東:群馬銀行、足利銀行、常陽銀行、筑波銀行、千葉興業銀行、三井住友信託銀行、新生銀行、東和銀行、栃木銀行、みずほ信託銀行、みずほ銀行
  • 中部:第四銀行、北陸銀行、富山銀行、大垣共立銀行、十六銀行、三重銀行、大光銀行、長野銀行、富山第一銀行、名古屋銀行、第三銀行
  • 近畿:滋賀銀行、京都銀行、池田泉州銀行、但馬銀行
  • 中国:鳥取銀行、山陰合同銀行、中国銀行、広島銀行、山口銀行、トマト銀行、もみじ銀行
  • 四国:阿波銀行、百十四銀行、伊予銀行、四国銀行、愛媛銀行、高知銀行
  • 九州:筑邦銀行、佐賀銀行、肥後銀行、宮崎銀行、西日本シティ銀行、北九州銀行

預金口座のある銀行はありましたか?

(追記:3月25日から地方銀行21行がJ-Coin Payにチャージして利用できます)

(追記:4月1日に新たに地方銀行9行と口座接続対応し、みずほ銀行を入れて31行となった)

仕送りなどで振込手数料が掛かっていた送金が手数料無料でできるようになったり、チャージしたお金を手数料無料で口座に戻すことができるので使い勝手が良さそうです。

Jコインペイとアリペイが連携すると

Jコインペイとアリペイが提携し連携することで、Jコインペイの加盟店で中国人観光客がアリペイを利用できるようになるため、Jコインペイの加盟店を早急に拡大したいといった目論みもうかがえます。

中国人観光客の爆買いは収まってきていますが、2018年の訪日クルーズ船の寄港回数は前年比5.9%増の2,928回と過去最高を記録。それだけに一度に多くの観光客が訪れるようなインバウンド効果は取りこぼしたくないのでしょう。

日本でアリペイでの支払いができるのは、中国の銀行に口座を持つ中国人観光客などに限られ、アリペイでの決済を導入している店舗も限られています。

また2017年頃、アリババが日本に進出し決済サービスを始めようとする計画があったが、日本の銀行は日本人向けのアリペイ決済開始に協力しない方針ということで日本進出がとん挫していた。

そして今回の連携では「決済情報に含まれる個人情報を国外に流出させないため、アリババと決済情報は共有しない」とみずほフィナンシャルグループは説明しています。

 

まとめ

Jコイン構想自体はすでに2017年9月に報道されていましたが、いささか乱立気味のQRコードを使うスマホ決済に新たな事業者が加わったようにしか見えませんが、どうでしょうか。

先行する「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」と異なるのは、銀行系デジタル通貨のプラットフォームということで、普段から利用する銀行の預金口座と手数料無料で出金できるところ。

あとは「Jコインペイ」を利用できる店舗がどれくらい増えるのかが重要ですが、店舗側の決済手数料を無料にはしないとのことです。

現在クレジットカードでの支払いができる店舗では「Jコインペイ」が利用できるようになると思います。

「Jコインペイ」は、みずほ銀行で3月1日に開始予定、千葉銀行・西日本シティ銀行など地銀では3月25日から順次開始予定です。

5月にはゆうちょ銀行の「ゆうちょペイ」、7月にはファミリーマートで「ファミペイ」が開始。さらにヨドバシカメラではゴールドポイント会員向けの「ヨドペイ」が計画されています。

人口が多い中国でも「アリペイ」か「WeChatペイ」の2つなのに、ここまでいろんなペイが乱立すると、どこも利用率が低いまま細々と運営するのか、3つくらいのPayに淘汰されていくのか、10年後新たなスマホ決済が現れているのか、まだ誰にも分かりません。

(追記)

ヨドバシカメラの広報によれば、「ヨドペイ」については商標として出願しているが、スマホ決済サービスのシステムを「開発している事実はない」としている。

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